地球はなんて小さいんだろう

桜も満開のとある土曜日。


次男と2人で昼飯どうしようね。天気もいいし、ツクシ狩りを口実に外でカップラーメンにしちゃおう。


夜はツクシを天ぷらにして、「ツクシの天ぷら美味しいね」とかUpしてたらi:naさんが「いいな～私も食べたい」とコメしてきたので、「早くしないとすぐ終わっちゃいますよ」と返コメしたら、「いつにします?」とかわけのわからないことを言いだしたので、「モウロクするにはちょっと早いんじゃないですか?」と思った3月の終わり。


そんなわけで桜もほとんど散った4月11日、お誘い(?)を受けて初の道志へ。


行こうと思ったけど夕方までは用事があるので、家事を終わらせて野草を採取に。

ノビル。まだちょっと早いけど見繕えばなんとか食べられるサイズ。
イタドリ。太い茎が生え始めたちょうどいい時期。
そしてツクシ。もう完全に終わってた。



家にもどって下準備をする。


ノビルはダシ醤油に漬けて瓶詰めして完了。

イタドリは茹でて皮むき。
そしたらこの皮が全然キレイにむけなくて、可食部がほとんどなくなってしまった。なんか間違えてるのかな。お2人に振る舞うには少な過ぎるので、これは自分で食べることに。


それから晩飯作ったりとかいろいろやってたら疲れ果ててしまい、雨も本降りなので夜出撃はやめて朝行くことにする。


イタドリの梅肉和え。クセもなくほのかな甘みが梅との相性バッチリ。ほんの2口ほどの贅沢。


【翌朝】


相模湖ICを降りてかなりの山道を走り、なかなかの山奥だな～と思ってたら道の駅の辺りは普通にひらけてて拍子抜け。


ACせせらぎに到着。


初めましてのふみぽんさんにごあいさつし、野草を探しに。

するとなんとびっくり、里ではすっかり終わっていたツクシが大量に生えているではないか。
うーん、家から1時間半程度走ったくらいで季節が2週間も違うのか。そういえば桜もまだ咲き始め。

しょっちゅう山方面でキャンプしてる人には常識なんでしょうね。


カンゾウやニリンソウも大量に。


こんなに群生してるニリンソウは初めて見た。そもそもニリンソウはめったに生えてないからねぇ。


オレ　「i:naさん、これがニリンソウです。」
i:na　「あぁ、よく生えてますよね。」
オレ　「そうですね。」　(適当)


でも年に1度くらいしか見ないので、葉だけでは確信が90パー程度であり念のためスルー。

あなたはニリンソウとトリカブトを判別できますか？：円山原始林ブログ
1個間違えた。後半かなり難しい。


なので、安全なタンポポを採集。


タンポポのツナマヨネーズ和え。レア感は全くないけど、若い葉は草っぽさもなく、軟らかくてけっこう美味い。

小麦粉を持って来てないのでツクシはスルーしたけど、おひたしにでもすれば良かったな。反省。



ふみぽんさんのテント、luxe Sil-Hexpeak でしたっけ? 軽量コンパクトなワンポール。カッコいい。

ふみぽんさんはフライフィッシングで源流行デビューを目指し、荷物の軽量化に取り組んでいるとのこと。自分もいつかはやりたいと思っているので、参考にさせてもらいます。


i:naさんの真っ赤なワンタッチテント(名前忘れた)、フレーム使いがカッコいい。



以前かつをさんに譲ってもらったB-6君に火を入れて遊んだりしてたら11時になってしまったので、ふみぽんさんのフライフィッシングの様子を見たかったけど撤収です。



i:naさん、ふみぽんさん、お邪魔させていただきありがとうございました。

i:naさんにはいっぱいお土産をもらってしまったなぁ。重ね重ねありがとうございました。


帰りの道沿い、相模湖ＩＣに近づくにつれ、まだ咲き始めの桜がどんどん満開になりそして散り始め最後にはほとんど散ってしまった。


道志みちは季節を2週間潜り抜けるタイムトンネルのようだったよ。