地球はなんて小さいんだろう

流しソーメン meets キャンプ道具。


アウトドアで流しソーメンをしようとなると、どうやってその台を作るかというのが一つのテーマになるけれども、今までやったのは竹を細く串状に切ってクロス状に地面に刺し、上に竹を渡すという方法。
この方法には、

・竹を地面に刺すのが大変
・前後もしくは左右にしなるため不安定

という問題点がある。

そこでもっといい方法はないかずっと考えていたのだけど、キャンプ道具に多少詳しくなってふと気づくと、ベストソリューションともいうべきものがあるじゃないか。

ソリステ！

(岩場や砂地などを除き)最強といわれるペグ。
しかもかなりの人が持っていて、余っていることも多く、当然ハンマーもある。
グルキャンともなれば、あらかじめ何も言わなくても数本は現地調達が可能。(笑)

なんだこれ、おあつらえ向きじゃないか。
これを使えれば、比較的場所を選ばず、かなり安定した土台ができそうだ。


しかし問題は長さ。
この問題にはソリッドステイク延長ステー、「ソリステー」の自作で対応することにした。



次にどうやって竹を支えるか。
これについてはU字型支持器、「U字シージ」の自作で対応することにした。




竹は知人の山で直径9cmくらいのものをもらってきた。



車に横積みできるよう、120cm程度の長さに切り揃え、斧で2つに割る。(鉈がないので)


ハンマーで節を落とす。


食品が直接触れるものなので、ポリ袋で包んで現場搬入。



そして、もう一つ使えるんじゃないかと目論んでいたのが、ソーメンを流すための給水システム。

普段は水道水をホースで引っ張ってという方法を使っていたけど、キャンプ道具におあつらえ向きのものがあるじゃないか。

①ジャグまたはウォーターバッグ！
②トライポッド、パイルドライバーまたはハンモックスタンド！

これもグルキャンに行けば、だいたい誰かしらは持ってるよね。

①を②で吊るして、キャップ開けっ放しにしておけば勝手に水が流れる仕組み。


これはイケそうな気がする…


さっそくオレはモッさんとそうげんパパさんにメールした。
昼飯はオレが用意するぜ！と。ｗ



～実戦投入～


しかしいざ実戦で使ってみると、いろいろと問題が噴出。

まず、そうげんパパさんのソリステで使おうと思ったら、ソリステの頭が少し大きく、ステーに入らなかった。
コレは悲しい。

しかたないので自分のビジョンピークスで代用。


次に、U字シージがツルツルなので竹が滑る。
これはちょっと想像すれば予測できたな～。失敗。


あと、やっぱりシージのボルトが細いのでグラグラして思った以上に安定しない。
これは見積もりがちょっと甘かった。
MIYUKI(仮)の機転により、麻ヒモをボルトに巻きつけ、安定させることに成功。


最終的には自作の網ペグを分解(涙)しｗ、調達した麻ヒモでシージを安定させるとともに、シージと竹を縛りつけた。

設営風景はそうげんパパさんのレポートをご覧ください。(笑)


いちおう完成形。(右はそうげんパパさんのところから拝借)

一時は諦めかけたけど、子供たち、昼飯抜きにならなくて良かった。(^^;;;


改良点はいろいろあるけど、

・ステー直径(φ16mm)見直し
・竹のシージへの固定方法
・ステーとシージの接続の安定性向上
・ステーの切欠部分の安全性向上
・ペグとステーの装着性見直し
・ステーの錆止め


そんくらいかな。
多っ！


なんかボク、もう眠くなってきたよパトラッシュ…

どっかメーカーさん作ってくんないかな。
アイディア料は売り上げの10パーでいいからさ。ｗ